最後の最後で波乱がありましたが、2位でフィニッシュすることができました。 とにかく勉強することばかりで、結果以上に収穫があったラリーでした! 反省文はまたのちほど。
こんばんは、チャラ男コンビのチャラくない方です。バタバタとしてる間に2日あったレキも終わり、いよいよスーパーSSでラリーの幕開けです! 北海道ならではのスケール感の違いを感じつつ、始まってしまえばいつも通りかなという感じです。でもスピードから距離から未知のことばかりなので、しっかり見構えて沢山のことを吸収したいと思います。
ラリー北海道のこの雰囲気、燃えますね。
毎年夏は「得意」ではないのですが、今年は盆あたりから熱中症のような症状が続いていました。ラリー毎に体調は良くなりますが、その後の落ち込み方がどんどん酷くなる一方……。実家では封印されていた扇風機の「強」モードで乗り切れると思っていたのですが、ちょっと夏を舐めていましたね(汗)
さて、今週はいよいよRALLY HOKKAIO! チームスタッフとして初めて北海道・十勝の土を踏んでから早5年、遂に今年はコ・ドライバーとしての参戦です。前戦までに続いて、TEAM SHOWより川名選手のコ・ドライバーとしてJN-2クラスを戦います。
全日本ラリー4戦目。そろそろ慣れが出てくるころですので、気を引き締めてこの天王山に臨みたいと思います。
■RALLY HOKKAIDO 参戦情報
チーム名称:SHOW AIKAWA WORLD RALLY TEAM
車両名称:TEAM SHOW TAKUMICRAFT ADVAN KYB Vitz
参加クラス:JN-2クラス
Car No.:80
ドライバー:川名 賢(かわな すぐる)
コ・ドライバー :小坂 典嵩(こさか のりたか)
ところで、エントリーリストを見ると「小坂典崇」って人がコ・ドラを務めるらしいです。えっ、もしかしてクビ?!(笑)
ラリーファン、チームスタッフ、ドライバー、そしてコ・ドライバー、様々な形でラリーに携わってきましたが、遂に全日本選手権での優勝という節目を迎えることができました。
川名選手のコ・ドライバーとして迎えた、この丹後半島ラリー。1位を走っていた選手が最終SSで車両トラブルに見舞われたことで、競りながらも2位に沈んでいた我々に勝利が転がり込んでくる格好となりました。競り勝った末の勝利ではないためスッキリしない気持ちも残りますが、最終TCまで走りきってこそのラリー。
最後までプッシュし続けた川名選手、そしてそれに応えるマシン・体制を整えてくれたチームや周りの方々があってこその結果で、その一助となることができたことは本当に光栄です。
ラリーが行われた京都府の北部、丹後半島・京丹後市は、今回初めて全日本ラリーが開催された地域。半島を貫く林道は、高低差があって非常にダイナミックです。一つのステージ中で、整備された2車線のセクションと林道らしい狭いセクションが交互に現れるなど、非常に新鮮な印象を受けました。
SS1でベストタイムを奪取するも、SS2でスピンを喫して一気に5番手に。そこからキッチリとトップまで巻き返し、1位との攻防の末の幕切れを迎えての優勝。ピンチに陥っても、チャンスを狙えるポジションまで巻き返した川名選手の強さが垣間見れたラリーだったと思います。
2度のスピン、暑さによる自身の体調不良、インカムの不調……イロイロと起きて集中力が削がれることもありましたが、逆に貴重な経験として今後に生かして行けたらと思います。全日本に限らず、ラリーに出る度に新しい課題が沢山見つかって、本当にチャレンジングなシーズンです。
最後になりましたが、ここまでのキャリアの中で私自身も本当に沢山の方々にお世話になりました。楽しいことも辛いこともありましたが、あらゆる経験がラリーに対する取り組みの糧となっています。沢山の方々にご支援、ご声援をいただき、本当にありがとうございました。
これからも、今自分がやるべきこと、求められていることを見定めながらより一層精進してまいります。今後ともご指導、ご鞭撻、そしてご声援のほどよろしくお願い申し上げます。
埼玉から一日かけて、丹後半島ラリーの行われる京都府京丹後市へやってきました。
先週の群馬戦が終わったと思ったら、息つく暇もなく全日本ラリーです。群馬戦のレポートはTEAM CERAM Blogにアップしましたので、そちらをご覧ください。
この週末は概ね晴れるという予報ですが、ところにより雨も降るということでよくわからない空模様。今日も京都に入ったところで激しい雨に襲われました。
遅ればせながら、DAY 2の結果をご報告いたします。
DAY 1でJN-2クラストップの岡田選手/石田選手 組に19.1秒離された川名/小坂 組ですが、最終日のDAY 2をその差を埋めることはかなわず、クラストップに10.1秒差の2位でラリーを終えました。しかしながら最後まで追撃の手を緩めずに走り切り、DAY 2トップタイムでデイポイント3点を獲得!
2位が続き、フィニッシュランプでは「シルバーメダルコレクター」なんて評された川名選手ですが、シリーズではJN-2クラスポイントリーダーの座を堅持。2位の天野選手を押さえたことで、その差を広げました。一応、私自身もコ・ドライバーのランキングでは5位タイから4位へジャンプアップしましたが、ここから上は手強いですね~。
DAY 2はSS4本が設定されているものの、うち2本は渋川総合公園でのギャラリーステージ。2つの林道の走りで何処まで迫れるかが勝負になります。
高速ステージのSS10 榛名R – 2では、トップとの差を8.4秒詰める走りを披露。続くSS11 Shibukawa Park – 3ではタイム重視の走りに徹するも400mのコースで0.9秒の負け……。
最後の林道ステージとなったSS12 Akagi – 2でも岡田選手/石田選手 組を3.2秒上回るトップタイムを刻んだものの、SS13のギャラリーステージを残して8.4秒差。というわけで、最後はがっつりサイドブレーキ引きまくり!
最終サービスを挟んで、クラス2位でフィニッシュランプへと導かれました。
と、ひとまず今回のラリーの流れはこんな感じです!
チームの皆様、応援いただいた皆様、そして川名選手、本当にお疲れ様でした&ありがとうございましたm(__)m
ラリーを終えて、色々と反省点、改善点も見えてきたので、そんな話はまた後日!
SS9本で争われたDAY 1はJN-2クラス2位、総合12で終えました! 比較的ハイスピードなコース設定で、コーナーに向けて「突入」する感じがたまりません。
今日の伊香保の天気は晴れで、エアコンの無い車内でレーシングスーツ + NOMEX下着という格好は相当熱い! ステージ走行中は気にならないほど集中力が高まっています。とは言っても身体は正直で、軽く熱中症気味(?)に……。
全ステージ終了後、車両をパルクフェルメに保管し撤収の準備をしていると、突如雷が鳴り響き一帯は大雨に見舞われました。確実に明日のコースコンディションにも影響を及ぼしそうです。
明日のステージに向けてのビデオチェック&ノート修正を終え、明日は残る4SSに臨みます。
昨日はTEAM SHOWの方々と初対面。オレンジヴィッツ、目立ちますね!
ラリーの日程としては、コースの試走&ペースノート作成を行うレキと、車両検査、ドライバーズブリーフィングなどが行われました。
朝一で主催者が用意したレンタカー受取場所へ赴き、初めて車種を把握。レキのビデオ撮影のためにいくつか準備をしてきたので、サービスに戻って試行錯誤を開始しました。
リアシートのヘッドレストへの固定や、三脚などを試みましたが、超広角レンズを搭載したContour+ではクルーの頭しか映らない(笑) そこで、出発前に思いついて購入したゴリラポッドを使ってみました!
こんな感じでカメラの設置問題は無事解決。エアコンの効く快適なヴィッツで無事レキを終えました。
サービスパークに戻ると、メカニックの湯澤さんが車検を終えて戻ってきました。レンタカーだとレキの裏で車検が行えるので、やはり日程的には余裕ができますね。
ドライバーズブリーフィング後には、救急救命講習会も開催されました。体育館あつかった><;
なかなか受けに行く機会がないので、こうして参加できる機会があるとありがたいですね。
夜は伊香保温泉でリフレッシュ! 翌日……っていうかこれから本番一日目「DAY 1」に臨みます!
ご声援よろしくお願いしますm(__)m
埼玉を出発してたった2時間! 伊香保の宿に到着し、過去のオンボード映像などを見ながらのんびりと過ごしています。
さて、リリースにも書きましたが、今回から一応レギュラーのコ・ドライバーという形で全日本ラリー選手権に出場します。どこまで出られるかは頑張り次第ですが(汗)
今回から川名選手はこれまでのTAKUMI CRAFT Rally Teamではなく、哀川翔選手率いるSHOW AIKAWA WORLD RALLY TEAM、通称TEAM SHOWからの出場となります。そんなわけで、私もTEAM SHOWからの出場という、なんともビックリな展開です!
明日金曜日は朝からレキ(コースの試走)を行い、土曜日からの本番に備えます。明日は5時起きなので、サクッと予習してさっさと寝ますよー。