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Sunday, 19th February 2012 - 2:18 | Posted in Automotive

「SUBARU BRZ TESTDRIVE by LOVECARS!」見学…のはずが?!!

2月12日(日)、千葉県にある袖ヶ浦フォレストレースウェイにて「SUBARU BRZ TESTDRIVE by LOVECARS!」が催された。事前の応募の中から抽選で選ばれた一般ドライバー40名がサーキットで発売前のBRZをテストドライブ出来るという何ともステキなこの企画は、自動車ジャーナリストの河口まなぶ氏が主宰するWeb上の自動車部LOVECARS!富士重工業のコラボレーションによるもの。残念ながら私は抽選漏れとなったが、日の光の下で走るBRZを見れる初めての機会という触れ込みもありドライブを兼ねて会場に赴いた。

会場に持ち込まれたBRZは、試乗用の最上級グレードS(ライトニングレッド)および展示用のR(ダークグレー・メタリック)の2台。Rは17インチパフォーマンスパッケージ、スポーツインテリアパッケージおよびエアロパッケージが装着されたフルオプション仕様だ。当初は試乗用にMT車、展示用にAT車という話だったが、実際に持ち込まれたのはどちらもMT車。これが驚きの展開を生むことになるとは、このときは想像もしていなかった……!

試乗車はライトニングレッド、展示車はダークグレー・メタリック。太陽光の下で見た方がカッコイイ!

BRZを一目見ようと、当選者と同じかそれ以上の見学者が集まった。

会場を歩いていて強く印象に残ったのが、参加者の多くがPUMAのドライビングシューズであるDRIFT CATやFUTURE CATを履いていたということ(笑) 試乗会なので当然と言えば当然だが、とにかくPUMA率が高くて驚いた。もちろん私もFUTURE CAT!

試乗会が始まり少しすると、じゃんけんによる当日枠の争奪戦がスタート。当選した40名のうち実際に試乗会に参加できたのは35名ということで、追加で5名がステアリングを握る機会を獲得できるというのだ! 私も2回は良いところまで勝ち進んだものの、残念ながら敗退。収まりきらない胸の高鳴りを残しつつ、延々と走り回るBRZの撮影に徹することに。

落選者は羨望の眼差しでBRZを見つめる。見てるだけでワクワク!

「絶対にスキール音を鳴らすような運転をしないでください」とのお達しがあったので、当然みなさんスムースな運転。「ドリフト走行したい方は是非お買い上げいただいて……」とは、河口まなぶ氏の弁。

試乗走行中のBRZ。コースはパイロンによって走行位置を制限されている。

ちなみに、我らがプロフェッショナル・スペクテイターもとじ氏は、事前の抽選で見事当選。格の違いを見せつけられました(笑) 氏の試乗インプレッションはこちらの記事 で読むことができる。

プロ・スペクテイターのもとじ氏もコースイン!

限界走行は禁止ながら、皆さん結構踏んでらっしゃいます!

実は1度目の抽選会の後で、見学者を逃がさないため(!)に終盤にもう1名分抽選を行うと発表があった。諦めて途中で帰るのも癪なので、2度目の抽選会に望みをかけていたのだが、ここで素晴らしいサプライズがアナウンスされた。なんと展示用のBRZを試乗用に転じ、さらに10名分の当日枠が追加されたのだ!!(驚)

藁にもすがる思いで臨んだ2回目の抽選回、結果は……試乗権獲得! はるばる千葉まで来て粘った甲斐があったというものだ。BRZの試乗インプレッションは後程BRZ試乗編にてお伝えする予定だが、大方のメディアが報じるドライブフィールとそう変わらない感想を得られたことだけ先に記しておく。

最終的にこの日は52名がBRZのステアリングを握り、袖ヶ浦フォレストレースウェイでその走りを確かめることができたと発表された。

イベントの模様はUstreamによりLOVECARS! TV! スバルBRZ試乗会スペシャルとしてライブ中継が行われた。現在は放送内容の録画を視聴することができるので、興味のある方は是非。

試乗を終えた参加者を呼び寄せる河口氏。

 

Thursday, 9th February 2012 - 4:53 | Posted in Automotive

流用カスタマイズ(違)

諸事情によりGDBのフロントバンパーの両サイドにあるダクトカバーを紛失してしまったので、早速学校の近くのディーラーで注文してきた。車体番号を控えておらず購入した販社とも違うため、部品の特定は大まかにしかできないと告げられたので、「F型とG型で品番が違うはずなのでG型で!」と念入りに説明して発注してもらった。

それなのに、それなのに、受け取った部品は内部がブラック仕上げのF型用……。個人的にはこのF型のカラーリングの方が気に入っているので、旧型からの流用カスタマイズということにしておこう。

受け取りのついでにBRZのカタログも入手。デザイナーさんはWRブルー・マイカという色をよくわかっていらっしゃる(笑) 青は寒色なはずなのに、温かみというか熱さを感じる。

雪壁にどっしゃーってやると外れるらしい。

定番のフォグカバー部も危うく脱落するところだった。

左右で税込4998円也orz 雪遊びは然るべき車で。

Wednesday, 8th February 2012 - 2:26 | Posted in Automotive

三鷹で見たか!? BRZ S & WRX STI R4(WRX STI R4編)

ようやく日曜日に特別研究の発表が終わった。(多分)無事に乗り切ったので、筑波に行くまでの1ヶ月ちょっとは今年の活動に向けての準備に注力できそうだ。 時間があるとどんどん新しいことを始めたくなるので、まずはお待たせしていたR4編を。

セダンボディーにワークスカラーリング。それほど違和感を感じない。

お上品だったGDB-F/G系のリアビューと比べると、かなりやんちゃな印象。

この車両は先日の東京オートサロンでサプライズ的にお披露目されたSTIのテストカー。当日はスタッフとしてLUCKさんのブースで油を売ってた…のはFORTECさん(オイルメーカー)で(笑)、私はNENCのエキゾースト製品の説明員みたいなことをさせて頂いていた。そんな訳で会場では一台に時間をかけて観察することができず、今回三鷹で改めて各部をチェックしてみた。

VR4パーツのリアサブフレーム。マフラーはSYMS製っぽいというのは某Gr. Nマフラーのカリスマの談。

フロントアクスルに向かってダクトが伸びる。インテークの場所は不明。

フロア下面はFRPのカバーで覆われている。GFRP?

ほとんどの人がBRZに目を輝かせている中、軽く汗ばみながら背伸びしたり中腰になったり這いつくばったり(流石にやってません)して写真を撮ってたのはここだけの話。

空調関係の開口部が徹底的に埋められている。あれっ、ヒーターは?!

天井にはダース・ベイダー。

タンクが室内に移設されている。キャップを見る限りウィンドウ・ウォッシャー液。

ハッチバックボディーの方がリアのオーバーハングが減少し、ラリーでの勝利につながるという大義名分を背負って登場したGRB型。対してこの4doorのGVB型は、「ユーザーの選択肢を広げる」という競技車両としては何とも微妙な立ち位置に産み落とされた。セダンボディーの方が空力面で有利ということで高速ターマックラリーでの活躍が期待されるが、果たしてビジュアル的なインパクトを超える結果を残すことができるのか、今シーズン注目の車両と言える。ただしGVBにはspec Cの設定がないため、純粋な性能面ではGRBに軍配が上がりそうだが……。

ウィンドウの材質はポリカーボネート(PC)に置換済み。「PLASTIC 4 PERFORMANCE」は英国の競技用PCウィンドウメーカー。

ボンネットには旧世代のWRCarを彷彿とさせるエアダクトが追加されている。

ちょっと、マスター?!

ほんの数年インプレッサのマイナーチェンジ情報と競技車両を追いかけるのをサボっていただけで、正直追いつくのがかなり辛い。それだけ年々マシンとともにレギュレーションも進化してるってことですね。

「みんなも三鷹においでよ!」

Tuesday, 31st January 2012 - 4:02 | Posted in Automotive

三鷹で見たか!? BRZ S & WRX STI R4(BRZ編)

2012年のSUBARUのモータースポーツシーンを彩る2台。同じWRブルー・マイカでもBRZの方が落ち着いた色?

SUBARU期待の新型FRスポーツカーBRZの展示車が、先週あたりから全国のハブディーラーへ配車されているらしい。既に東京モーターショーや東京オートサロンで観察を済ませ、姉妹車の86に至っては試乗までしていることもあって、LOVE CARS!を通してtwitterにアップされる画像を見ていても、そこまで食指が動かなかった。だがしかし、twitterを巡っているとあるディーラーでBRZと一緒にWRX STI R4が展示されている写真を発見! しかも場所は東京スバルのハブ拠点であるCAR DO SUBARU 三鷹と移動圏内!! というわけで、居ても立っても居られず1月29日(日)に見学に行ってきた。

展示されていたのはBRZの最上級グレードであるSのAT車、そして先の東京オートサロンで公開された、WRX STI 4door(GVB)をベースとするR4規定車両のテストカー。東京モーターショーではBRZの室内を見るために長蛇の列が出来ていたが、ここでは触りたい放題。WRX STI R4もステージに飾られている時よりグンと近くで見ることができて、久々にあれやこれやと隅々まで撮影してみた。

BRZ S / AT WRブルー・マイカ

お尻が好き

BRZのドライビングシートに収まり、まずはドライビングポジションをチェック。シートリフターやテレスコピックステアリングをいじってベストなドラポジを探ってみるも、いつも通り一番下かつ一番手前に落ち着いてしまう(笑) 普段乗る機会の多いインプレッサ WRX STI(GDB-G)と比較すると、運転に集中しやすい乗車姿勢を確保し易くなっており、既にこの時点で気持ちのいい走りを連想させてくれる。

生産型のインダストリアルパネルを最初に見たときには魅力をあまり感じなかった、というかカッコいいとは思わなかったのだが、落ち着いて見るとどことなくクラシックな印象が漂うことに気付いた。左右に広がるかまぼこ型の意匠が、クラシックカーや戦闘機の印象を与えるせいだろうか。センターパネルのごちゃごちゃした印象は否めないが、見ているうちに「それほど悪くないな」という印象にすり替わってしまった。

見れば見るほど絶妙に感じるインパネまわり。クラシックな香りのする新しさ。

ただ違和感を感じるのが、ブレーキペダルとアクセルペダルの位置関係。86のMT車を試乗した時にも感じたのだが、どうもアクセルペダルの位置が一段奥にあるように感じるのだ。BRZ/86は開発時からペダルレイアウトに拘っていると云い、86に至ってはその「仕様」を維持するため競技ベースグレードを含めた全車にフロアマットを標準装備にしているほど。ともすれば、インプレッサ WRX STI、ランサーエボリューションのようなサルーン・カーしか運転したことのない筆者の感覚を疑うべきなのだろうが、BRZ/86の購入者層を考えるとこの違和感は気になるところである。ちなみにフルブレーキング状態のブレーキペダルストロークを想定してヒール・アンド・トーを真似てみたが、それでも違和感は拭えなかった。ぜひ発売後に試乗車で再確認してみたい。

写真だと分かりづらいが、アクセルペダルが奥まった位置にある。

長くなってきたので、WRX STI R4については別のエントリへ続きます。

ヘッドライト点灯状態。

何度も言うがお尻が好き。