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Tuesday, 28th August 2012 - 10:15 | Posted in 2012年JAF全日本ラリー選手権

丹後半島ラリー – JN-2クラス優勝

リグループに並んだJN-2クラスの車両たち。

ラリーファン、チームスタッフ、ドライバー、そしてコ・ドライバー、様々な形でラリーに携わってきましたが、遂に全日本選手権での優勝という節目を迎えることができました。

川名選手のコ・ドライバーとして迎えた、この丹後半島ラリー。1位を走っていた選手が最終SSで車両トラブルに見舞われたことで、競りながらも2位に沈んでいた我々に勝利が転がり込んでくる格好となりました。競り勝った末の勝利ではないためスッキリしない気持ちも残りますが、最終TCまで走りきってこそのラリー。

最後までプッシュし続けた川名選手、そしてそれに応えるマシン・体制を整えてくれたチームや周りの方々があってこその結果で、その一助となることができたことは本当に光栄です。

金曜日のセレモニアルスタートには沢山の方々が訪れていました。翌日からのラリーに向けて気持ちが高まります。

金曜日のセレモニアルスタートには沢山の方々が訪れていました。翌日からのラリーに向けて気持ちが高まります。

ラリーが行われた京都府の北部、丹後半島・京丹後市は、今回初めて全日本ラリーが開催された地域。半島を貫く林道は、高低差があって非常にダイナミックです。一つのステージ中で、整備された2車線のセクションと林道らしい狭いセクションが交互に現れるなど、非常に新鮮な印象を受けました。

リエゾンから望む日本海。今シーズン初めて海を見れました!

リエゾンから望む日本海。今シーズン初めて海を見れました!

SS1でベストタイムを奪取するも、SS2でスピンを喫して一気に5番手に。そこからキッチリとトップまで巻き返し、1位との攻防の末の幕切れを迎えての優勝。ピンチに陥っても、チャンスを狙えるポジションまで巻き返した川名選手の強さが垣間見れたラリーだったと思います。

DAY 2、朝一のSSを前に時間調整。ステージ内は写真と変わらない広さから狭いセクションまで、非常に変化に富んだ構成。

DAY 2、朝一のSSを前に時間調整。ステージ内は写真と変わらない広さから狭いセクションまで、非常に変化に富んだ構成。

2度のスピン、暑さによる自身の体調不良、インカムの不調……イロイロと起きて集中力が削がれることもありましたが、逆に貴重な経験として今後に生かして行けたらと思います。全日本に限らず、ラリーに出る度に新しい課題が沢山見つかって、本当にチャレンジングなシーズンです。

JN-2クラスの表彰。JAF楯に加えて、丹後半島を模った記念楯、そして副賞を頂きました。

JN-2クラスの表彰。JAF楯に加えて、丹後半島を模った記念楯、そして副賞を頂きました。

最後になりましたが、ここまでのキャリアの中で私自身も本当に沢山の方々にお世話になりました。楽しいことも辛いこともありましたが、あらゆる経験がラリーに対する取り組みの糧となっています。沢山の方々にご支援、ご声援をいただき、本当にありがとうございました。

これからも、今自分がやるべきこと、求められていることを見定めながらより一層精進してまいります。今後ともご指導、ご鞭撻、そしてご声援のほどよろしくお願い申し上げます。

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Comments

  1. ハツウ より:

    優勝おめでとうございます!
    土曜日の夕方にサービスでお話させてもらった者です。
    忙しいところありがとうございました!

    またラリー会場に応援に行きます。
    次戦も頑張ってください!!

    • Nori より:

      ありがとうございます!

      先日はお話の途中で失礼してしまいすみません。
      またラリーにお越しになられる際には是非お声掛けください!

      今後ともよろしくお願いしますm(__)m

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