三鷹で見たか!? BRZ S & WRX STI R4(BRZ編)
SUBARU期待の新型FRスポーツカーBRZの展示車が、先週あたりから全国のハブディーラーへ配車されているらしい。既に東京モーターショーや東京オートサロンで観察を済ませ、姉妹車の86に至っては試乗までしていることもあって、LOVE CARS!を通してtwitterにアップされる画像を見ていても、そこまで食指が動かなかった。だがしかし、twitterを巡っているとあるディーラーでBRZと一緒にWRX STI R4が展示されている写真を発見! しかも場所は東京スバルのハブ拠点であるCAR DO SUBARU 三鷹と移動圏内!! というわけで、居ても立っても居られず1月29日(日)に見学に行ってきた。
展示されていたのはBRZの最上級グレードであるSのAT車、そして先の東京オートサロンで公開された、WRX STI 4door(GVB)をベースとするR4規定車両のテストカー。東京モーターショーではBRZの室内を見るために長蛇の列が出来ていたが、ここでは触りたい放題。WRX STI R4もステージに飾られている時よりグンと近くで見ることができて、久々にあれやこれやと隅々まで撮影してみた。
BRZのドライビングシートに収まり、まずはドライビングポジションをチェック。シートリフターやテレスコピックステアリングをいじってベストなドラポジを探ってみるも、いつも通り一番下かつ一番手前に落ち着いてしまう(笑) 普段乗る機会の多いインプレッサ WRX STI(GDB-G)と比較すると、運転に集中しやすい乗車姿勢を確保し易くなっており、既にこの時点で気持ちのいい走りを連想させてくれる。
生産型のインダストリアルパネルを最初に見たときには魅力をあまり感じなかった、というかカッコいいとは思わなかったのだが、落ち着いて見るとどことなくクラシックな印象が漂うことに気付いた。左右に広がるかまぼこ型の意匠が、クラシックカーや戦闘機の印象を与えるせいだろうか。センターパネルのごちゃごちゃした印象は否めないが、見ているうちに「それほど悪くないな」という印象にすり替わってしまった。
ただ違和感を感じるのが、ブレーキペダルとアクセルペダルの位置関係。86のMT車を試乗した時にも感じたのだが、どうもアクセルペダルの位置が一段奥にあるように感じるのだ。BRZ/86は開発時からペダルレイアウトに拘っていると云い、86に至ってはその「仕様」を維持するため競技ベースグレードを含めた全車にフロアマットを標準装備にしているほど。ともすれば、インプレッサ WRX STI、ランサーエボリューションのようなサルーン・カーしか運転したことのない筆者の感覚を疑うべきなのだろうが、BRZ/86の購入者層を考えるとこの違和感は気になるところである。ちなみにフルブレーキング状態のブレーキペダルストロークを想定してヒール・アンド・トーを真似てみたが、それでも違和感は拭えなかった。ぜひ発売後に試乗車で再確認してみたい。
長くなってきたので、WRX STI R4については別のエントリへ続きます。
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